オラに！オラに恥ずかし台詞を！！

「･･･私のラピスラズリちゃん」

　切れ長なハニーブロンドの瞳が、甘く瞬いた。



↑南原さんが書きそうじゃない？笑

なんかいきなりこんなセリフが降臨したから妄想をふくらませたら、
とても南原izmを感じた件。

きっとハニィブロンドは英国人なんだぜ☆

蜂蜜色=英国人てゆうインプリンティング済。

南原氏、なんたるキチク調教だｗｗｗ

てか、あらゆるものに関して南原さんに躾られてる感があります。

まず、小説を読むときは南原的背景描写が基準で、
好き嫌い、上手下手を感じる気がします。

今日読んだ小説は調香師の話だったけど、
美形・才能溢れる有名調香師・財閥御曹司・色素薄い系・俺様・盲目的な愛といい感じな設定だったのですよ。
対する受は、コスメ会社の営業で、攻の高校時代の後輩ちゃんです。

イラストも明神翼さんでめちゃ期待した！！

・・・しかし、なっとらーんっ！！！

攻をこんなにも完璧なスペックに仕立ててるのに、
その設定の説得力がいまいち伝わりません。

大概BL小説で高スペックな攻は、カリスマ性の裏に致命的な欠点を隠してるもんですよ。

ですが、「受だけに見せるダメな部分」を主張するには、まず表向きな部分。
つまりは、カリスマ性について十分に説明することが前提だと思うんですよね。

それを怠ったら、よく分からん、受の劣等感ループに付き合わされるばかりの退屈小説に早変わりです。

そして比喩表現が下手な小説は、私にとって一番不愉快です。
曲がりなりにもプロなんですから。
意味がわからないまま終わる比喩って、タダの独りよがりだと思いますし。

例える言葉って、著者の意図のままに、
その対象物のヴィジョンを鮮明に描くツールですよね？

だから、そのツールが稚拙なのは致命的だなぁと。

まぁ。言いたかったのは、単純にもっとキラキラしい雰囲気出してこうぜってことですけど。

受の性格がとんでもなく後ろ向きでジメジメなんだから、
せめてもの清涼剤は必要だっただろうというお話です。

・・・なんか個人的には残念な感じでした～(´Д｀)